タイトルが怪しいのですが、、
トラウマ画像とは…
インターネット上に転がっている加工された幽霊の画像や顔、人や動物の死体、事故現場、戦場の画像など、「精神衛生上非常によろしくない画像」のことです。
ネットサーフィンしてたりYou Tubeを観ているとイタズラでこれら画像がいきなり現れることがあるのでほんとトラウマものなんですね。。
僕自身グロ画像は割と耐性がありまして、海外ドラマのウォーキングデッドを全シーズン見てますので死体や血などのグロ物はほとんどなにも感じなくなりました。
まあ、それはそれで感覚的にやばいんだろうけどね。
でもトラウマ度高めなお化け系の恐怖画像だけはだめ。
たいていあんなもんは作りもんなんですが、すんごくリアルに作りこまれていて見た瞬間ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾッゾゾゾゾゾゾゾゾzっとするくらい怖いです。
しかもああゆうのって、上で書いたようにYou Tubeの動画などを見てたりするといきなり「ギャー」って出てくるじゃないですか。
こうゆうビックリ動画ってYou Tubeの関連動画でしれっと普通の動画に混じってたりするし、関連動画のサムネイル画像だけではそうゆうびっくり系かどうか判断できませんし…。
ネットするのが怖くなっちゃいますね。。
僕は10年以上前、中学の時に初めてビックリ動画や処刑動画なるものに遭遇し、トラウマの洗礼を浴びせられました。
このままじゃ安心してネットできんやん!ってなって何か克服する方法はないか、模索してきました。
そこで今回は例として、過去にうぶなネットユーザーを恐怖に陥れたマインドクラッシャー、「クレイジーゴースト」を攻略した中学時代の話を書きます。
僕の姉も昔、ハリーポッターのダニエル君の写真を2ちゃんねるで検索しててまんまとクレイジーゴーストのURLをクリックして餌食になりました。
姉はクレイジーゴーストを圧倒するくらいの大声で大騒ぎして発狂し、ベソかいてたのを今でも思い出します。
僕も怖いので戦いの前に今で言うところの「検索してはいけないワード」みたいなサイトがあったのでそこであらかじめ予習、対策を練ります。
(どんな画像が現れてパソコンがどんな状態にされるのか、ウィルスなどはあるのかをチェックしました)
ざっくり作戦を言いますと、クレイジーゴーストのURLにアクセスし、現れたクレイジーゴーストの画像を右クリックで保存(捕獲)し、ペイントツールでおもしろおかしく落書きしたりして加工し、怖さを失くさせる作戦です。
捕獲で使うのは学校のパソコン。
クレイジーゴーストのページにはウィルスがあるとの噂もあったため、どうでもいい学校のパソコンを使って授業中に作戦を実行します。
「クレイジーゴースト」は開くと
真っ黒な背景になり、真っ白な顔に真っ赤な目、そして口から血を流した怖い顔の女が出てきて爆音で「ギャーギャー」叫びます。
まあ軽く言っちゃうと、普通に動かない画像と音声だけなんですがね。
こんなやつです。
実物は怖いので勘弁してください。
で、こいつのさらにやっかいなところはウィンドウが強制的に全画面表示になり、ウィンドウを閉じる「×」ボタンが消滅すること。
「×」をクリックしなくてもAlt+F4でウィンドウを消せるのですが、かつてこのコマンドを知らないユーザーは確実にパニックになったことでしょう。
また、授業中、先生の隙を見て実行するのでイヤホンでさえも漏れるほどの爆音な叫び声に注意しないといけない。
これは音をミュートにして封じます。
あとは右クリックで画像保存。
そのままメモリー(当時はフロッピーディスク)に入れて持ち帰る。
そして家のパソコンのペイントツールで落書きしてやる!
これでクレイジーゴーストの怖さを殺すのです。
パソコンの授業は毎週水曜日。
メンバーは4人。
開く奴(リーダー)、捕獲する奴、持ち帰る奴、見ててビビってるだけの奴。
僕はフロッピーがあったので持ち帰り係…。
先生はマスターパソコンで生徒のパソコン画面を巡回チェックできるのでうまく回避できるタイミングを見計らって実行することと、怖い画像なので周囲の女子に見せないように配慮をする必要がある。
あとはその日の授業の課題を片手間でこなすこと。
(ちなみに簡単なワード文章作成が課題でした)
まあくだらないし、周囲からしたらただただ迷惑なこの企画。
だがこれも大義名分のため。
姉をはじめとするクレイジーゴーストの恐怖の犠牲となったネットユーザーの無念を晴らすために戦うのだ。
準備、気を整える…
そして毎週水曜日に行われるパソコンの授業の日を迎えたのだった…。
続く。