昔むかしの1192年、鎌倉に幕府が開かれ、鎌倉時代が幕を開けました。
源平の争乱の後、勝利した源頼朝っておっさんが鎌倉幕府の初代ドンです。
しかししばらくして近所の国「元」とちょっとモメ、カッとなって出撃してきた元軍による九州への侵攻が起こります。
2度も。
中国人はしつこすぎです。
これを元寇って言います。
って知ってるよね。
テストで元寇の「寇」を「冠」って書いてしまったせいで減点をくらい、「くそったれフビライぶっ殺す」ってなった中学生は多いはず。
僕もその一人です。
この元寇、2度とも九州へ攻めるというワンパターン戦争。
噂によると元軍はそこしか海路を知らなかったとか。
思いつきでなのかカッとなって攻めてきたのかなんなのか知らないが、九州地方や幕府はさぞ迷惑だったろう。
でもそんなテキトーな連中のくせに戦法は日本からしたら斬新だったそうです。
主に音や煙でかく乱させる鉄球ボムの「てつはう」や当時の日本では主流で無かった「集団戦法」など、
当時の幕府軍からしたら「は?なんだこいつら…!?」みたいな戦法です。
ちなみに「てつはう」は鉄砲ではありません。
もし、てつはう=鉄砲だったらボケ老人がいい間違えたみたいですよね。
そんなむちゃくちゃな戦・元寇ですが、そこへ迎撃に向かった一人の名将がいました。
名将・竹崎季長(タケサキスエナガ)です。
ミドルネームはゴロベエ。
犬みたいですね。
ここからはウィキペディアを参考に書いてきます。
竹崎季長はかつて同族争いに負けたちょっとした落武者っぽい感じでしたが、元寇season1(文永の役)にて出陣します。
負傷をするも単身5騎ほどで元軍へ斬り込んでいき、ほかの将の活躍もあって見事に元軍を撃退させます。
強いですね。
まさに無双です。
しかし幕府は竹崎季長の功績をスルー。
季長は不満に思い、幕府にクレームをつけます。
そこでなんとか恩賞地を与えられます。
幕府のために命張ったのにかわいそすぎるぞ、季長。。
次の元寇season2(弘安の役)でも元軍の軍船に乗り込んで元軍をぎったぎたにし、無双します。
そんな頑張りもあって元軍は撤退。
元寇はこれにて終了です。
竹崎季長無双は閉幕となりました。
そして季長は元寇で奮戦している自分の絵を描かせます。
お偉い方への自己アピールのためでもあるらしいです。
必死すぎるぞ、季長。
がっつきすぎだぞ、季長。
それがこれです。
右の馬に乗ってるのが季長です。
季長、めっちゃピンチやん。
馬が負傷し、季長くんは今にも元軍にフルボッコされそうな勢いです。
そこで僕はあることに気づきます。
季長の叫び声らしきものを発見したのです。
それがこれ!
「てけえ~」
( てけえ~に見えませんか?)
季長はフルボッコ寸前、ピンチになって叫んだんだんじゃねえか?って言葉がこの「てけえ~」なのかと。
どういう意味なのか…
この状況から察するに、「てめえー!」とか「おのれー!」とかそうゆう意味なんでしょうか?
これに対してのネタがネットで見つからないので謎なんですよ。
いや。
普通に謎でもなんでもないのかもしれんがね。
まあそんな落武者で無双で「てけえ~」な男、竹崎季長。
彼をぜひ、無双オロチに出してやってください、コーエーさん。
無双乱舞発動時はもちろん
季長「てけえ~~!!!」