前回
止まらない下痢と出血。
ヤブ医者の役に立たない薬と適当な処置。
あきれ果てた僕はこのヤブ医者を離れ、紹介状を手にちゃんとした病院へ行くことを決意。
しかしそこでは「検査」という未知の地獄が待っていた。。
今回は検査までのお話。
使えないヤブ医者から脱出し、近所のめっちゃボロい病院に通院することになりました。
くそヤブ医者に「病院へ行くから紹介状を書け」と言ったのは僕自身ですが、この肛門科→病院へ通院場所を変えられたのは悪く言えばたらい回し同然です。
とにかくロクに改善することはなかったのにくそ肛門科に無駄に金を取られてました。
肛門フェチ変態医め。
新しく通院するこの病院はこれまた年金暮らしのじいさんばあさんの巣窟でとにかく待たされる。
受付に文句を言ってるおっさんもいて空気も悪い。
唯一の救いは受付のお姉さんが可愛いことくらいでした。
そんな不純な理由で「ここならあの肛門くそヤブ医者よりマシか・・・」と思えました。
しかし病院に通院場所を変えたとはいえ、下痢血便様が治まるなんてことはなく、激化していく一方。
身体はどんどんやせていきました。
飯もろくなものが食えず、次第にストレスがたまり、爆破寸前になりました。
肉とかラーメンとかピザとか思いっきり食いてえええええ!!
そんな僕を見かねた姉は車を運転しながら 「じゃあしょうがない、ラーメンでも食べにいくかw」
うおおおおおおおおおおおい!! 待て待て。
「腸を病んだ者は刺激の少ない消化のいいものを食べなければいけない」という鉄の掟があるんですよ。
それなのにラーメンを食べようなんて、あんたはいいかもしれないけど俺は食べたらまたお腹壊すしこれ以上ひどくなったらもっと大へ「びゃああああう゛んまいいいぃぃぃぃ!!!」
街外れのおいしいラーメン屋さんでラーメンとから揚げをしっかり食べてきました。
ラーメンってこんなにうまいんだ・・・!
って思ったのは飲み会のあとのシメのラーメン以来です。
まあ、飲み会とかシメのラーメンとか、そんなことしてたからこんなんになったんでしょうけどw
とにかくこれで乾いた欲望を少しだけ潤すことができました。
この昼飯のおかげでまたどろどろの離乳食みたいな飯にも耐えられました。
姉には感謝です。
やはり家族は偉大です。
とにかくこうして気を紛れさせないとやってられませんでした。
そう、 この先には「内視鏡検査」が待っているのだから・・・
続く