春夏秋冬、山の多い国日本では今日も登山に励むアウトドア好きが頂上目指して奮闘しています。
僕は登山は趣味ではありませんが、かつては頂上まで登ったことがあります。
中学校の時に、嫌々。
そんな時に大活躍した登山靴ですが、よくお客さんから聞かれたのが、
「何を基準に登山靴を選べばいいの?」
でした。
いろんなメーカーが似たようなうたい文句で登山靴を出しているけどどう選べば良いのか、書いてみたいと思います。
ちなみに僕は登山靴は専門外。
靴屋やってたときに嫌いだったクソハゲ店長が目とクソハゲ頭皮を輝かせながら登山靴について熱く語ってくれたのでそのネタを役立つ部分のみ思い出してご紹介します。
登山は荒れた山場を長距離、自分の足で歩かなければならないので、それに適した登山靴を選ぶ必要があります。
・防水機能が欲しい。。
山の天気は雨が降ったりやんだり晴れたり曇ったりとほんとにコロコロ変わるものです。
女みたいでめんどくさいです。
ホルモン事情に振り回されるかのごとく・・・
・・・じゃなくて
天気が変わりやすいので急な雨が心配なのです。
防水加工された登山靴ならば雨に濡れても安心です。
撥水でも可です。水を弾いてくれるので。
・透湿機能もできれば欲しい。。
透湿機能とは登山靴の中の湿気を外に逃がしてくれる機能です。
この透湿機能がついていない登山靴も多いですが、あるとけっこう便利です。
靴内部に湿気がこもると足がふやけて皮膚が弱くなります。
すると靴ずれしやすくなるのです。
登山でかかとが擦り剥け、絆創膏を貼った経験はありませんか?
単に登山靴のサイズが合ってなかったっていう可能性もありますが、靴内部の蒸れが原因だった可能性もあります。
透湿機能は靴の蒸れを防いでくれるわけです。
ただし、逆に外の湿気を靴内部に通してしまうというデメリットもあります。
なので「透湿防水の靴なのに靴内部が濡れてしまった!」とクレームつけてきたお客さんもいましたが、これは水が入ったのではなく、湿気が入ったから濡れた感じになったということです。
・靴底は硬めで!
僕はラーメンやパスタは硬めが好きですが、それと同様に登山靴の靴底は硬めのものを選ぶようにしましょう。
なぜかと言うと、山道は石や岩がゴロゴロしているからです。
石や岩に乗っかっても足を痛めないように、それに対抗すべく硬めの靴底が適しています。
値段によっては靴底がペコペコの役立たず登山靴があったりします。
できればペコペコの靴底は避け、4000~5000円くらいの底がしっかりした登山靴を選びましょう。
・サイズは足のサイズ+0.5cm(または1cm)
要は一つ大きめを選びましょうってことです。
なぜかと言うと、帰りの下山の際、急な山道で踏ん張ったときにつま先に少し余裕がないとつま先を傷めてしまう可能性があるからです。
少しつま先に余裕があれば帰りの斜面で踏ん張ってもつま先を傷めにくくなります。
購入前の試着の際、履いたら床でガッガッとつま先で踏ん張ってみて足のつま先が靴の先端にぶつからないかチェックしてみましょう。
・できればハイカットを!
登山靴にもローカットとハイカットがあります。
できればハイカットを選びましょう。
足首までしっかり紐を締めれば、足首をホールドしてくれるので、これまた下山の時に安定した歩行ができるようになります。
まあハイカットって脱ぎ履きめんどくさいけどね。
ざっとこんな感じです!
後は、
紐がほどけにくいものを!
底が滑りにくいものを!
などです。
とりあえずこれだけクリアできた登山靴ならばちょっとした趣味の登山や小中学生の登山は楽勝です。
あ、あと登山靴の購入は遅くとも登山当日の2週間前には済ましてください。
登山靴は何しろ履き慣れない靴なので、事前に履いて慣らす期間を設けてください。
また、早めに購入しないと登山シーズンが近づけば近づくほど登山靴の在庫が無くなっていきます。
登山直前に慌てて店舗で取り寄せてもらって慌てて購入!とか馬鹿げてるので気をつけてください。
そんな風に慌てて子供の登山靴を漁る親御さんを見てて店員ながらちょっとあきれたことがありました。
山をナメちゃいけません。
早めに備えましょう。
後詳しいことは靴屋の店員さんに相談してみてください。
以上、
登山靴選びのちょっとした予備知識でしたー。。
登山などのアウトドア用品にはこれがあると便利!靴やバッグにかけておけば急な雨でも安心!