革靴はビジネスマンやおしゃれさんの必需品ですが、何しろ履いていると足が疲れる。



足が疲れると痛くなったり足がむくんでガンダムジ・Oみたいなパンパンな足になることも。





なのでここは履き心地のいいインソールの出番。↓



【SORBO】立ち仕事でも疲れない!シューフィッターもおすすめする最強健康市販インソール!【YONEX】



こういったインソールを入れることで革靴の外観を変えることなくクッション性をプラスし、履き心地や歩行の安定感を格段にアップさせることができます。



しかし。。





せっかくのインソールのブランドロゴが隠れちまうんす!



(↑ちなみにこちらはレッドウイングにYONEXのインソールを入れています。)



 



革靴のカッコ良さの一つであるブランドロゴ。。



このブランドロゴが隠れてしまったらせっかくの魅力が損なわれ、少々野暮ったい印象に。



気にならないのならいいのですが、どうせメーカー物のカッコイイ靴を履くなら脱いだ時にも魅せたいじゃないっすか。



ってことで今回は革靴のブランドロゴを隠さないようにしながらクッションインソールを入れてみたいと思います。



まず今回入れるインソールはこちら。







ソルボちゃんです。



正式には「ソルボヒール」って名前で、かかとにクッション性を与え、衝撃や疲れを和らげてくれるイケメンインソールです。





人工筋肉「ソルボセイン」という素材が足の負担を和らげてくれるんですって。






ソルボセイン。



ケイン・コスギみたいな名前っすね。
カクレンジャーブラック、好きでした。
ネタが古いっすね。



そんなソルボヒールを使います。



 



で、モデルとなる革靴はこちら。





イギリス軍のパレードシューズです。
作りがとにかく丈夫で、磨くとどんどんいいツヤが出てくるので大好きです。



デッドストックのイギリス軍ミリタリーパレードシューズ!!ああ、誇り高き英国靴よ!!



この革靴にはロゴがありませんが、見た目的にざっと参考にはなれると思うのでこいつを使って実践したいと思います。



次に必要な道具ですが





ハサミ隊長と両面テープ少尉です。



どちらも100均のもので大丈夫です。



 



それでは開始。



 





 



さっそく荒技といこうか。



このイギリス軍の革靴はインソール全体が内部にくっついており、入れるソルボインソールがかかとのみのタイプなので
かかと側から、そしてかかと部のみ剥がしていきます。



革靴のメーカーやモデルによっては真ん中までしかインソールがないタイプ(ヒールパッドともいいます)もあるのでその辺は臨機応変に対応していただければと思います。



接着剤などで靴にしっかりくっつけられていることが多いので、靴やインソール自体を傷めないよう、ゆっくり優しくやりましょう。



ほいで次は







 



剥がしたインソール(ヒールパッド)、これから入れるソルボインソールの裏にそれぞれ両面テープを貼り付けてやります。



両面テープ少尉は手でちぎると汚ねえのでハサミ隊長でカットします。



ハサミ隊長、ここで最初で最後の大活躍。



僕はめんどくさがりのケチなので今回は2枚ずつしか貼ってませんが、できればがっつり全体に両面テープを貼り付けとくと履く時安心です。



でお次は





インソールの両面テープのシートを剥がし、慎重に革靴のかかと部分に乗せます。



かかと部分の形に合わせて慎重にやりましょう。



ズレるとちょっと違和感というか、気持ちが悪いので。



女性のつけまつげみたいなもんですね。



ズレるとみっともないじゃないですか。



この作業中、過去に友人から紹介された女性がつけまつげズレまくりの天然ちゃんだったのをふと思い出しました。



まあそれがまた可愛かったんですがね、、ふと思い出しました。



つけまつげもインソールもずれているとみっともないので注意です。



 



最後にインソールの両面テープのシートを剥がし、先ほど入れたソルボインソールの上にかぶせます。



からしっかり押さえつけて革靴・ソルボインソール・元々のオリジナルインソールがしっかりくっつくようにします。





これでおっけー!!



今回の革靴はロゴがなかったのですが、これでオリジナルインソールを一番上にした状態でソルボインソールを中に入れることができました。



これがオールデンやトリッカーズの革靴だったりするとがっつり内部のあの金ピカなカッコイイロゴを隠すことなく、脱いだ時にも魅せることができるわけですね。



とりあえず結論としては



「クッション性のあるインソールを入れたいけど、ブランドロゴを隠したくない!そんなときは剥がしてその下にそのクッションインソールを入れろ!」



です。



これは元々のインソールを剥がすのでちょっと荒っぽいやり方なのですが普通に有効な技だと思います。



靴屋で働いていたとき、シューフィッターの人はこうやって両面テープを駆使してインソールやパッドなどを貼り付け、サイズや履き心地を調整していたのを見たので、、荒っぽいけどこういった調整にはいい手なんですよ。両面テープは持っておいて損はないかと思います。



ちなみに物やブランドによりますが、いい靴ほど履きこめば履きこむほど履き心地が上がっていく(革が変化したりコルクが沈んで自分の足に合っていく)ように作られているので、



そういった本来の良さや靴の成長を邪魔することになるやん!



って思う方はあまりおすすめできません。



僕は今すぐに自分の足が楽になりたいのでこういった裏技をやりますが、そこはあくまでも好みなので。



そんな感じで、革靴にクッションインソールを入れたいけどロゴが隠れちゃう、、、なんて方はぜひとも思い切ってやってみてください。