僕は災害が嫌いです。
「僕は」というより、災害が好きな変態なんてそもそもいませんよね。
僕が特に恐れているのが地震と有事。
東日本大震災をきっかけに各地でちょくちょく震度5レベルの地震が頻繁に起きるようになり、いつどこで強烈なゆらゆら攻撃を受けるのか、わからない状況にあります。
さらにわが国では北朝鮮によるミサイルの嫌がらせを何度も受けており、ついには早朝に国民保護サイレンが流されるという緊急事態が発生したこともありました。
僕はこの国民保護サイレンが大っ嫌いで過去にボロクソに叩いたことがあります。
2017年、クソ不気味国民保護サイレン「Jアラート」に叩き起こされてトラウマになった。 - 泣かぬなら専業主夫やれホトトギス
この国民保護サイレンの音を作った人は脳と心を病んでいるに違いない。
ちなみに緊急地震速報も大っ嫌い。
緊急地震速報も国民保護サイレンもどちらも共通することは「音が怖い」ってこと。
こんな狂った防災音声システムを導入しなければならないほど日本は常に危険にさらされているってことなんですよねー。
災害だらけのこんな世の中じゃ、ポイズン
って感じで無駄に反町チックな見出しで、進めていきますが、、
日本は地震や有事のみならず、台風、豪雨、猛暑、雷、火事、オヤジ、二日酔いなど、
挙げだしたらキリがないくらいに災害のリスクにさらされた島です。
やばいんです。
マジでYABAI。
なのでいつどこで災害が発生してもある程度対処できるようにしておくことが大切だと思いました。
しかしがっつりの防災セット的なもの、、
そんなもんいつも持ち歩くことなんざできるわけないですよね。
ちょっとお買い物に…みたいなときまで大量の防災グッズ担いで行くことは普通に考えたら無理です。
MURI。
そこで僕は考えました。
「最低限、あったら役に立つことがあるんじゃねえか?」って思うものだけをコンパクトに携帯できればお出かけ時でも簡単にできる防災策になるんじゃないか?
と。
そしてコンパクトで優秀な防災グッズが集結!!
どや。
これだけありゃJアラートなんかいらんわ。
厳選した最強の防災チームが集結しました。
ちょろっと説明していきます。
ナイトアイズ社の小型カラビナ
が、サイズが大きかったのが少々ネックでした。
このナイトアイズ社のカラビナはかーなり小さく、意外にも丈夫な作りになっているので即買いでした。
ナイトアイズ社は1989年に創業。
ナイトアイズ社のカラビナーはサイズが豊富なので用途に応じて選べるのがうれしいです。
かつ軽くて丈夫で機能的。
今回はサイズの中でもできるだけ小さめな物を選びました。(サイズはいくつだったかな・・・1か1.5だったかと・・・)
家とチャリのカギ、そして防災グッズをしっかりとつないでくれます。
女の子でもたまにいますよね。小さいくてかわいらしいのに意外と気が強くてしっかり者なタイプ。
このナイトアイズ社のカラビナはまさにそんな感じです。
いやー、つながれたいですね。ぞくぞくしますね。
ビクトリノックスのマルチツール
知る人ぞ知る、スイスミリタリーの代表格、ビクトリノックス社のマルチツールです。
マルチツール=十徳ナイフともいうのかな。
こいつに十個も徳があるのかはわかりませんが。
トランスフォームするとこんな感じ。
ナイフ、ハサミ、ヤスリ、+-ドライバー、栓抜き、電線コードのラバーを剥ぐやつ(名前知らん)、つまようじ、ピンセット。
さらに裏面に蓄光テープを貼ったので暗闇で発行して見つけやすくなります。
「こうゆう便利グッズ買ったけど使い時あんまないよね」
っていう方もいるかと思いますが、僕はそーでもないです。
普通に日常で結構使ってます。外出先で使うこともたくさんありました。
新品の靴下にこれでもかってくらいくっついているタグやジョイントを切ったり、ノザキコンビーフの缶詰に付属していた缶切りがカス性能すぎて破損し、ナイフでなんとかこじ開けたりしたこともありました。
ノザキコンビーフの缶切りまじで使えねえええ。
(僕が下手なだけっすすんません)
てな感じで僕はこういったマルチツールはけっこう使ってます。
何かと便利なのでおすすめ。
ビクトリノックス社のマルチツールは種類が豊富でデザインもかっこいいです。まさかのUSBメモリーを搭載したキワ物まで存在します。
ゆえに値段もピンキリですが、自分にあった用途のアイテムが見つかれば心強い相棒になること間違いなしです。
ホイッスル付きマルチツール&爪切り
同時に撮ったので一気に紹介しちゃいます。
まずマルチツールから。
こいつの最大の強みはエマージェンシーホイッスルが装備されている点にあります。
つまり緊急の笛です。これは防災に必須ですね。
災害時において、「笛を吹いて居場所をレスキュー隊に知らせることで生存率が上がる」…みたいな話をよく聞くのでぜひとも持っておきたいと思いました。防犯にも役立ちそう。
あとは方位計と小さいナイフ、小さいノコギリ?があり、さらにファイヤースターター(火打ち棒)まであります。
なんでもありかよマルチツール。
こいつのファイヤースターターは一応テスト済み。ややテクニックを要しますがちゃんと着火します。
もともとはパラコードを編んだものと一体化しており、ブレスレットとして使っていました。
一時期アウトドア好きに流行った「パラコードブレスレット」をさらに狂ったように機能を増やしたものです。
これこそ上記のビクトリノックスみたいに使いどころがまるで無いんですが、一つあると安心間がかなり増します。防災バッグのショルダーやベルトにでも巻いておけばいざって時に頼りになるでしょう。
そして爪切り。
これはそれ以上でもそれ以下でもない。
ただの爪切りです。
が一応、服部という会社?が作った職人さんの息がかかった逸品です。
小さい爪切りのくせに1000円近くしやがりました。
ゆえに、切れ味は100均の爪切りを圧倒する実力。
小さいので携帯に便利かも!ってことでえ我が防災チーム陣営に加えました。
そしてそして。
この爪切りは裸で持つとあちこち布を傷める(ポッケやカバンの中)のでカバーを装着しました。
上記のビクトリノックスに付属していた人工皮革のカバーです。
さらにさらに、このカバーにガムテープの強化版である「ダクトテープ」を巻き付け、テープ類が無い場所でいつでも使えるようにしました。
登山でもテントや靴、ポールが壊れたときはダクトテープが活躍するそうです。
こういった感じにコンパクトにして持っていけばかさばらないのでいい感じです。
僕は海外ドラマ「バーンノーティス 元スパイの逆襲」の主人公マイケル・ウェスティンがダクトテープを駆使していろんなスパイテクニックを披露していたのを見て中二心がくすぐられ、すぐにダクトテープを購入しました。
(ちなみにマイケルは、「ダクトテープの魔術師」と称されるほどの使い手!)
出先でこびりついた汚れやごみを取り除いたり、落としたものを拾うこともできます。
過去、このダクトテープを携帯・活用したことで絶対に素手や棒などではとれないような溝に落ちていた200円を拾ったこともあります。
意外に便利なんす。
周りからは変な目で見られるが…それでも安心!
そんな感じでこやつらをバッグやポケットに入れて持ち歩いています。
「なにそれ?」
「変なの」
「変わり者」
なんて罵られることもしばしばあります。
どうぞ何とでも言うがいい馬鹿どもめ。
でもこうやって備えておくことで僕は安心して日々を過ごせるし出かけられるし、寝る前にそばに置いておけばこれまた安心します。
それに単純に、防災とコンパクト性能を考えつつこうやってコーディネートを組むのが楽しいってのもあります。
地震などの災害にビビってビビって備えているだけでなく、楽しいからやってたりもするんですよね。
備えあれば憂いなし!ってやつだ
人によって「防災意識」も「必要とするもの」も様々。
僕はビビりだから災害には備えておきたいし、これらアイテムさえあれば日常・非常含めてあらゆるシーンで最低限対応できると思っています。
災害大国・ニッポン。
備えあれば憂いなし。
やらないよりはなにかやった方が安心します。
僕のようにビビってる方がいたらなんでもいいので備えてみるといいですよ。